数週間にわたって毎回一人10企画以上の案を持ち寄り、遠山先生のもと、ACのCM企画が決まりました。
これが企画書の原画。ここまで来るのに何回もの立案立て直しが繰り返されました。何度もダメ出しをくらい、考え直す間に少しずつCM企画立案の考え方が身について来ます。来週企画演出コンテ提出です。
次に映像制作の基盤、仙田麻子Pによる、映画で言う制作部の指導です。CMではPM、番組制作ではADと呼ばれます。アートディレクターではありません。アシスタントディレクターです。ADもPMも助監督の仕事を兼ねています。撮影マナーから予算管理、ロケ交渉、スタッフキャストの食事手配まで。仕事目一杯あります。制作こそ映像作りの最重要部処です。この働き如何で社会の大迷惑になりますから。
「ばあちゃんのパンツ」を例に1カットずつ、具体的にここで制作部は何をしたのかを挙げて行きます。これで撮影、照明、録音、制作の指導が完了し、学生同士で制作プロジェクト組む体制が整いました。6月オープンキャンパスに間に合わせるため、例年の倍速で進めました。
そしてオープンキャンパスで撮影するCMの画コンテが上がりました!カレーをめぐる母と子の相克です。
学生はゼミ終了後も居残ってコンテ書き直していました。どのように改良されるか、来週が楽しみです。