映像学科

ほぼ週刊 映像演出研究室 照明篇 +映研

映画撮影スタジオで照明技師、写真家のスケガワユウキ氏による照明指導です。

まずはスタジオの使い方から。操作板でライトが吊ってある天井バトンを降ろします。

降りたバトンでライトの固定方法の説明です。絶対に落ちて来ないように、しっかりとネジ固定した上で、ワイヤーでも安全対策します。

キーライトとなる吊りのベースを作ったところで、照明基本設計を確認し、バランスを予測します。

まずはバトンを上げて。初めてのバトン操作。緊張感が伝わって来ますね。

HMI出動です。力を合わせてライトスタンドを立てていきます。

そして点灯。高さは? 方向は? しぼる? バラす?

窓から差し込む光を作ります。影の具合を見ながら被写体位置からの指示で調整します。これは撮影現場の技師と助手ですね。

メーター(露出計)で計測します。ぬけの窓外にうっすらと緑のカーテンが見えますが、スケガワ氏は今回のためにわざわざ隣のマンションまで建ててしまいました!

スポットメーターも出動です。カメラ側から見るんだよと。撮影部チーフ仕事ですね。

マスモニで確認し、ワンルーム室内デイシーンの基本的な照明ができました。

皆でモニター確認します。実際の撮影ではこの後、話の流れや演出的な意向、そして照明技師のセンス等によってこれにアレンジを加えていくことになります。

次に夕景を作ります。カラーフィルター登場です。まずはアンバー系。

ブルー系を足して窓外の空に色をつけて行きます。どう当てるとどう見えるかが俄然楽しくなります。途中から映研の学生も加わり、夕景完成。更にナイトシーンのライティングも室内灯点灯時と消灯時の2パターンを作っていきました。スケガワユウキ、来月グループ展あります。是非見に行ってください↓

http://dryfruits6.com

中央の大きいマンゴーがスケガワ氏だということです。

TOKYO月イチ映画祭 ロランバルト ピーターブルック

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